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物語の途中。主人公のHPが0になり道半ばで倒れていく。
プレイヤーにコンテニューするかシステムが問いかけるが、プレイヤーはそれには応えず、ゲームオーバーを迎えてしまう。
システム上、死んだ主人公のデータを保持しておく必要がないためメモリ上から消去されてしまうのだが消去される前にメモリの中の世界を見た、冒険者の最後の物語とは。

冒頭で述べた文章は今回紹介するゲームの概要です。
システム上に生きるゲームキャラクター達。普段私達が目にしているゲームキャラクターは皆生き生きとして己に与えられた物語に沿って動いています。
しかし、難解なダンジョンやトラップ、または強いボスに敵わず死なせてしまったゲームキャラクター達がその後どうなるか。考えた事はありますか?
そんな事考えた人は滅多にいないでしょう。少なくとも私は考えた事はありません。
このゲームはその死んでしまったキャラクター達の最後の生き様を描きつつも、死とは、幸福とは何かについて語る哲学的かつ退廃的なゲームです。

つい先日にアップルストア及びスチームで販売されたインディーズゲームなのですが、作り手はインディーズゲームの中でも大変有名な作者なようです。
ちなみにインディーズゲームとは、法人ではない一個人で作られたゲームの事を言います。
下のSSを見ると、立体的に描かれたドット絵を見て インディーズ=原住民=古い と連想しそうになりますが決してそういう訳ではありません。

そもそも原住民はインディーズではなくインディアンです。誰だこんな間違いをする奴は。すいません、私です。



(オープニング画面。主人公の胸のあたりからハートマークが飛んで行って体力が尽きてしまった事をアピールしている。
そのまま主人公は息絶えてしまう。


(そしてプレイヤーにContinueするかどうか問われるが・・・。


(プレイヤーはそのコンテニューに応えず。


(このゲームの主人公はゲームオーバーを迎え、システム上不要なデータとして扱われることになった。




(ゲームオーバーになった後の主人公の嘆き。『まだ死にたくない』というその叫び

ゲームオーバーを迎えた後。主人公はデータの海へと落ちて行きます。
システムは不要となったデータはガンガン削除して新しいデータを格納するためにメモリ領域を作り上げます。
この主人公もまたメモリ領域から削除されます。











(メモリ上に乗っかっていた主人公のデータが消去されている様子。
主人公の体からjsファイル(JavaScriptで作られたプログラムファイルの事)が浮き出てきて、そのリンクを切り離して消去する動作は
今まで無機物としか見れなかったメモリがまるで生き物かのように見えます。

メモリから削除された主人公。
しかし、彼の意識はまだ残っていた。それは彼がまだ死にたくないという強い願いによる奇跡か。それとも未熟なプログラムによって
最後まで削除しきる事が出来なかったのか。何にせよ、主人公は完全には消去されずに済み、ゴミデータを格納するメモリの端っこへと落ちて行き、そこで目を覚まします。

ここまでがオープニングです。
このゲームは全編英語で出来ているので、英語が読めないとイマイチ分り辛い部分も多いのですが
仮に英語が読めたとしても文章の殆どに主語が存在していないため読めたとしても意味が分らない事が多いです。
文章よりも演出によって何かを訴えかけてくる事が多いので英語が読めなくても特に問題はありませんね。
というか、ぶっちゃけると雰囲気ゲームですがここまででも演出が非常に良くゲームの世界観に引きずり込まれていきます。

ゴミデータからは自らこの主人公を操作していく事になります。



(ゴミデータのたまり場で目が覚めた主人公。)

操作方法はiPhoneなら画面左半分をコントロールスティックみたいに動かせば、動かした方向に主人公は走って行きます。
左上や右上、そして右下にある情報やボタンの意味はこのようになっています。



左上はいわゆるポーズボタン。右上は左から順番に崩壊度・体力・お金。右上の情報についてはまた後程説明します。
右下の四角いボタンを押すと主人公の持っている剣を前に突き出して攻撃します。

操作はこれで全てです。かなりシンプルですが、ゲームそのものの難易度は高めです。

ゴミデータの溜まり場を歩いていくと主人公が生前のうちに出会っていた知り合いと出会います。(しかしその知り合いは主人公より先に死んでいた模様)
その知り合いからここがRAM(ランダムアクセルメモリー)の中で、ここはいずれはメモリ上から全てのデータが削除されていく事を知り、
主人公は消されまいと最後の足掻きを見せる事となります。

最初のゴミデータの溜まり場を抜けると、何種類かのエリアの一つにランダムで移動します。


(ゴミデータの溜まり場から、RAM上にまだ残っているエリアへ移動していく様子。

移動先のエリアは主人公が生前に訪れていたエリアらしく、新しいエリアに訪れるたびに主人公が何かつぶやいていきます。
例えば、農園にたどり着いた時に 

「幼少時代、私はここで案山子と一緒に踊りあかした場所だ。だけど、あの時は太陽とも一緒だった」

など、主人公のセリフ一つ一つが何か物悲しい。太陽はもう消されてしまったのだろうか・・・。

訪れる先のエリアは農園、鉱山、戦争地帯に牢獄など多種多様のエリアがありますが、どのエリアもこれから消されていくデータです。
主人公は訪れた先のエリアが崩壊してしまう前に、次のエリアへ逃げる必要があります。

初回プレイでは、最初に「ルール説明しますか?」っと選択肢が表示されるのですが、いかんせん全部英語なので
英語が分らない人には全く理解できず、何をすればいいのか分らなくなりがち。なので、ゲームの流れをまず説明していこうと思います。

ゲームの流れとして、エリアのどこかにいる住民に話しかけていく所から始まります。住民に話しかけると、FOOと呼ばれるお金を支払う事によって
どこかの建物のドアを開けてもらう事が出来ます。


(住民に話しかけて支払うかどうか選択肢が表示されている様子。)

左下にある PAY 9 とは、支払う必要のある額を示しています。この場合9FOO支払えば扉を開けて貰えます。
ちなみにFOOとはFile Open for Outputの略だそうで、プログラムのメタ的な何からしいです。消えゆく世界なのでプログラムファイルを書き足して
補間でもしているのでしょうか?

開いた扉に入ると、イベントが発生します。
イベントは全部で4種類あり、どれも説明しにくいのですが私は「ボーナスイベント」「クエスチョンイベント」「神殿イベント」「トラップイベント」と呼んでいます。
ボーナスイベントが発生した場合は以下のような選択肢が迫られます。



(ボーナスイベントの様子。主人公に雷撃か祈りかどちらかの選択肢を選ぶよう迫られる

MY LIGHTNING(雷撃)を選択すると、エリアのどっかに雷が落ちます。




雷が落ちると、扉や通路の前に塞いでいた障害物が破壊され次のエリアに進むことが出来るようになります。
ただし、一回や二回の雷撃では全ての障害物を破壊してくれる訳ではなく、時々全く関係ない所に雷が落ちるので
次のエリアへ行けるようになるまでは辛抱強く繰り返していく必要があります。今いるエリアが崩壊間近なのに
まだ障害物が破壊出来なくて次のエリアに行けない時の焦燥感は凄いですね。

ちなみに、次のエリアへ行く道は一つのエリア毎に大体3~4種類程用意されているので、複数ある出口のうち一つでも通れるようになれば以後雷撃を選ぶメリットはありません。

MY PRAYER(祈り)を選択すると、リトルタウンと呼ばれるエリアに建物が一つ建ちます。
このリトルタウンと建った建物については後述しますが、ゲームの流れとしてはリトルタウンに建物を沢山建てつつ次のエリアへ行く必要があります。



(スクリーンショットでは分り辛いのですが、空き地に建物がゴゴゴと立ち上って出来上がっていく。この建物はこの先非常に重要な役割を果たします。

ボーナスイベント次は「クエスチョンイベント」。扉を潜った先に住民から今いるエリアに合わせたランダムな質問を問いかけられます。




これは質問というよりはクイズなのですが、通常英文を理解出来たとしても初見でこのクイズに答える事は出来ません。
では、どうすればこのクイズに答えられるのかというと、建物の外にいる住民に話しかけた時、たまに扉を開けてもらうイベントの他に
雑談に入る時があります。この雑談タイムの時にクイズの答えが隠されています。
意味までは理解しなくても良いので、英単語だけ覚えておけば良いでしょう。とはいえ、複数パターンの質問が用意されているので全て覚えるのはそこそこ大変か。

クイズに正解すると先程のボーナスイベントに変わり、雷撃か祈りかのどちらかを選択することが出来るようになります。
通常のボーナスイベントよりこちらの方が効果が大きいので、出来ればクエスチョンイベントを成功させていきたいですね。
こちらの方がボーナスイベントよりも沢山の雷を落とした、りより大きい建物を建てる事が出来ます。

ちなみにクイズで外れを答えてしまったとしても、ペナルティを負う事は殆どなく、オマケ感覚でお金をくれたりHPを回復させてくれたりします。
が、極々稀に1ダメージ負わされて終了する事もあるのでこの辺は運ですね。それでも軽いペナルティーなので運試しで適当に答えてもそんなに支障はないと思われます。

そして三つ目は神殿イベント。
各エリアには二つ神殿が隠されており、正しいアイテムを捧げるとボーナスイベントの MY PRAYER(祈り)と同じ効果を得られます。
しかも、ボーナスイベントやクエスチョンイベントで得られるMY PRAYER(祈り)よりも遥かに強くて大きい建物を建設出来るので
神殿イベントはぜひとも成功させたい所。ただし、捧げるアイテムを間違えるとせっかくリトルタウンに建設した建物の一つがランダムに破壊されるため
適当に答えるのはやめるべきですね。

何を捧げれば良いのかはクエスチョンイベントと同様に住民に話しかけた時にたまに教えてくれます。



(住民に話しかけた時、こんな感じの文章とイラストが来たら「この神殿にはこのアイテムを捧げれば良い」っというのを教えてくれています。

上のSSの場合、「FISHERMAN'S SHRINE」に白い眼玉のようなアイテムを捧げれば良いというのを言っています。


(扉を潜った先が神殿イベントであれば、まずは左上の文字を確認しましょう。ここに先程住民から教えてもらった神殿名と一致していれば
教えてくれたアイテムを捧げましょう。
左下のRETURNからアイテムを捧げることが出来ます。


後は正しいアイテムを捧げるだけです。

ちなみに、アイテムは初めから所持しているので探してくる必要はありません。
また、正しい答えを知らない時はEXITから戻る事も出来ますので運試しで答える必要はありません。


最後はトラップイベント。こちらはちょっとSS用意できていないのですが
運悪くこのイベントに遭遇してしまうと問答無用でリトルタウンに建てた建物一つが破壊されてしまいます。
このイベントは住民に話しかけると「こんな形 or 特徴 or この方角にある建物はトラップがあるから気をつけろ」みたいなのを教えてくれるので
事前に回避することは出来ます。また、各エリアにトラップイベントは一つしかないので入った先々でトラップイベントに遭遇してストレスがマッハ・・みたいな事はないので安心してください。
でも、結構痛いイベントなので注意したい所ですね。


こんな感じに、祈りで障害物を破壊して次のエリアへ進むための道を切り開きつつ、リトルタウンに建物を建てていきます。
しかし、この世界はこれまで何度も言ってきた通り消えゆく世界であり、主人公が行動を起こしている間も世界は徐々に崩壊していっています。
一定時間経過するとガベージコレクション(データの消去)が始まり、世界が崩れていきます。


(数十秒経過する度に.jsファイルが一つずつ消滅していく

jsファイルが一つ消滅する度に主人公は一度データの底へ落ちてしまいます。
そこには主人公を削除しようとするパックマンみたいな形をした敵が待ち受けているので、なんとかして再び地上へ戻らなければなりません。

このデータの底はスーパーマリオみたいな横スクロールアクションゲームだったり、インベーダーゲームみたいなシューティングゲームだったり
ミニゲームみたいに複数パターン用意されています。
なお、この時一部のミニゲームではジャンプすることが出来ます。



(レトロゲーム風のデータの底。四角い物体が襲いかかってくるので全て撃退して次の扉を潜り、何とか地上へ戻らなければいけない。



(インベーダーゲーム風のデータの底。食われる前にパックマンみたいな敵を全て倒さなければいけない。



(スーパーマリオ風のデータの底。様々な障害物や敵などを通り抜けたり撃退したりして地上に戻らなければならない。


その他にも色んなパターンがあり、単純作業にならない所が良いですね。
情け無用に主人公を消し去ろうと襲いかかってくる敵が、この世界がいかに厳しい世界か教えてくれます。

辛うじて地上に戻れたとしても、エリアの一部が消去されていたりグラフィックが削除されていたりして、見づらい世界になって行きます。



(データの底から地上に戻れた後のエリア。建物のグラフィックが×印のマークになっていたりして世界が崩壊しつつあることが分る。

jsファイルは4つあるエリアと2つしかないエリアがあり、どのエリアもjsファイルが全て無くなってしまうとガベージコレクションが始まります。
次々と落雷が降り注ぎ、地面や建物に落ちるとその場で崩れ落ちて行きます。その崩れ落ちていくのに巻き込まれて一緒にデータの底へ落ちてしまうともう這い上がることは出来ません。
落ちてしまった場合はリトルタウンに建てた建物を複数崩してしまう変わりに次のエリアに避難することが出来ます。
なお、十分に建物が建ってなくて崩すことが出来なくなってしまった場合はそこで本当のゲームオーバーです。主人公が消去され物語は終えてしまいます。

一つのjsファイルが削除されるまでの時間は画面右上の崩壊度を確認すれば何となく分るので、目安として使うと良いでしょう。
ステージによっては数字だったりカウントダウンだったり若干表記が違うので、気を付けてください。


エリアの崩壊から逃れつつ、リトルタウンに建物を建設していく。
これを繰り返していき、二つのエリアから抜けると主人公はリトルタウンへと到着します。
そしてリトルタウンへの到着と同時に、本格的なガベージコレクションが始まります。



(リトルタウン。祈りで今まで立ててきた建物は全てここにある。

ガベージコレクションから逃れるためには建物の中に避難し、ガベージコレクションの嵐が過ぎ去るのを待たなければいけません。
しかし、建物にガベージコレクションを表した落雷が直撃すると建物は跡形もなく削除されてしまい
もし主人公が隠れている建物に落雷が直撃した場合は次の雷が落ちてくる前に別の建物の中に避難しなければいけません。

全ての建物が破壊されて逃げ場を失うか、次の雷が落ちてくる前に避難できなかった場合、主人公は消去され物語は終えてしまいます。



(ガベージコレクションの嵐によって次々と削除されていく建物。SSではこの後この建物は跡形もなく消し飛びます。


建物によっては一度の落雷では消えずに二回、三回まで耐えてくれる建物があります。
この強い建物こそ、クエスチョンイベントから建てた建物や神殿イベントから建てた建物です。
難しいイベントをクリアすれば、よい強い建物を建設することが出来るっという事ですね。

しかし、はっきり言って落ちてくる雷撃の数は半端じゃありません。

次々と建物の上に雷撃が落ちて行き逃げ場を失っていく中で呟く主人公の言葉はどれも胸に突き刺さる言葉ばかりです。




(ガベージコレクション中に呟く主人公の言葉。「あと一日だけでも良いから生き延びさせてくれ」と祈るその言葉は
切ないBGMが流れているせいもあってか、凄く寂しい気持ちになると同時に焦燥感にも駆られる。

そして何とかガベージコレクションの嵐をやり過ごすことが出来ると、一日が終了します。

そして再び二つのエリアを訪れ、またリトルタウンへとやってくる。
ゲームはこの繰り返しとなります。最後までガベージコレクションから逃れる事は出来るか、それとも力尽きて削除されてしまうかは自分の行動次第です。

エリアの合間合間に、主人公の生前の記憶が再生されるのですが、どのシーンも愛や死について。そして人生とは何かについて考えさせられる者ばかりで
沢山の事をプレイヤーに訴えかけてきます。



(生前の記憶が再生されているシーン。焚火が燃えているのかと思えばよくみれば車が燃えている・・・?



今日このゲームを何とかクリアしたのですが、まずゲームクリアはかなり難しいですね。
エリアから逃げようとしても、雷撃が思うように障害物の上に落ちてくれなかったりして、ジタバタしているうちにjsファイルが消滅。
そのままア~~~レ~~~~と落ちていく主人公を見るたびに「イラッ」としました。何で障害物の上に落雷落ちてくれねぇーんだよ!

他に、英語が読めないせいで妙なミスを引き起こしたりすることもあったり、バーチャルスティックの操作性が若干悪かったりすることもあったり
様々な要因のせいでこのゲームの難易度が高まっているような気がします。

しかし、ゲームの難易度が高い事を加味した上でも私はこのゲームに高い評価を下せます。

まずゴミデータとして削除されるのを待つ運命っという設定から大好きで、
エリアの合間合間に流れる走馬灯のようなシーンがどれも自分自身の胸に問いかけてくる物ばかりで中には

「何故そんなに生前の世界に戻りたがる・・・?」
「私は、私に与えられたクエストを完遂させたい。」
「貴方以外の人がやってくれる。貴方にはもう元の世界に戻る術なんかない。貴方はRAM上に存在するただのデータなんだ。」

と、いったメタ的なはずのやり取りが、これ以上にない悲しいやり取りになっていて思わず涙がホロリと零れてしまうシーンもありました。

ゲームを始めとして、BGMも高いセンスを発揮している所も注目出来ます。良いゲームはどれもBGMが良いですね。

総評として、ゲーム性・BGM・シナリオどれも満点級のゲームです。若干の操作性の悪さはありますが、それを差し引いても満点を出せます。
グラフィックも、この荒さだからこそ良いと私は思っています。というか、今時のグラフィックなんかよりこっちの方がシナリオ的に遥かに良かったと思います。

価格は400円ですのでジュースを約三回我慢すれば遊べるので、ジュース三回飲むより遥かに高い価値がある事は私が保証します。

非常にクオリティーの高いゲームですので、ぜひとも遊んで頂きたいお勧めの一作です。

最後に、YouTubeで公開されているオープニングトレーラーとアップルストアへの入り口を置いておきます。
動画はこのゲームのオープニングですので、本レビューと動画を見て興味を持たれたらぜひ購入してみて下さい。
英語が分らない所があったら私に言っていただければ教えます。



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こういう悲しい物語とか死から逃れられない話系は好きなんだよなぁ・・・。

多分私が中世の時代に生まれていたら宗教にどっぷり浸かっていただろう・・・っていうか、あの時代で無宗教の人は逆に異端か。


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